鶴瓶噺2007

ずーっと青山円形劇場で上演してきた「鶴瓶噺」も今年で14年目を迎えます。落語でもない。漫談でもない。既存のジャンルには当てはまらない。「鶴瓶噺」以外の何物でもないもの、観るのは今回が初めて。円形劇場の独特の作りが、観るというより参加するという雰囲気を醸し出してくれます。それも「鶴瓶噺」の一部なのでしょう。
笑わしてくれるんやろなー、と期待して待っているお客さんの目の前で、初っ端は愚痴から入った鶴瓶さんでした。
「毎年この後スタッフで打ち上げにいくねんけど、毎年誉められた験しがないねんで。今もそこ(舞台袖)におるねんけど、ニコリとも千とじーっと観てるだけや。言っとくけど、オレめちゃめちゃ笑わすよ!・・・」
終始こんな感じです。雑談のように始まっていつの間にか独特の空気に包まれてしまっている、これが鶴瓶噺か・・・!!
「きらきらアフロ」などTVではオセロの松嶋のような天然タレントに四六時中突っ込む鶴瓶さんですが、ご本人こそド天然かいな、というようなエピソードの持ち主です。私も会場も2時間笑いっぱなしでしたが、最後はご自身の夢を語って締められました。
「若手芸人が何ぼでも出演できる小屋(劇場)を作りたい。それが叶ったら死んでもええわ」