| 住宅街を駆け巡る「ハチ公バス」。近くを通る住民にも親しみ深く見守ります。 |
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渋谷を歩けば坂に当たるといってもいいくらい、上り下りと坂が多い渋谷区。「ちょっとそこまで」といっても、道が複雑であったり、なにより坂道にくたびれることはないでしょうか?
JR渋谷駅、代官山、恵比寿、原宿と、東京の中でも人が集まる主要駅が集まり、その分交通の便も充実していると思えます。しかし、建物が多く道が込み入っているとうことで、ちょっと主要駅から外れたところでは歩く以外に手段がなかったり、駅から駅へ移動するにも、一度渋谷・新宿を経由して移動しないといけないなどのわずらわしさも。 |
| そんな渋谷区民や来街者が感じる不便さを解消すべく、2003年3月からコミュニティバスが「ハチ公バス」の愛称で走るようになりました。 |
車両は日野自動車製の「ポンチョ」。PONと乗って、CHOこっと行くイメージでデザインされた車種です。
車体デザインは、一般公募し選ばれた「ハチ公バス」という名のもと、マンガ家マンガ太郎氏が手掛けました。オレンジを基調としており、座席数は12席、縦2列に並びます。乗降口はフロントにひとつ、スライド式の扉は車椅子でも楽に乗り降りできるよう、幅広で低いステップが特徴です。
料金は距離に関係なく先払い一律100円(小学生未満は無料)で、200m〜300m間隔に置かれたバス停のどこででも降りることが可能です。1周丸々乗って、渋谷の見慣れない風景にふれてみるのも楽しいです。
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ハチ公バス運賃 |

・100円均一(小学生以上)
・専用回数券2,000円(21回分、車内で販売) |
| ※シルバーパス・バス共通カードは使えません。 |
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| 住宅街を駆け巡る「ハチ公バス」。近くを通る住民にも親しみ深く見守ります。 |
| 鮮やかなオレンジ色のチェアが縦2列に並びます。段差がなく、座りやすい設計になっています。 |
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| 狭い車幅で角度のきつい曲がり角もなんのその。すいすい走り抜けます。 |
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渋谷区役所前を発着所に、恵比寿・代官山方面を廻る「夕やけこやけルート」と本町・笹塚方面へ走る「春の小川ルート」があります。
前者は、「東急トランセ」が運行を担い、約12Km弱の距離を65分掛けて走ります。1時間3便又は4便で、15分〜20分間隔でバス停を通ります。(土・日曜日はルート及びダイヤが平日と異なります)
一方後者は「京王バス東」が運行し、約14km強の距離を70分掛けて走ります。こちらは1時間に2便走行しており、30分間隔でバス停を通ります。 |
走行ルートは主に主要交通機関が通っていない道で、くねくねと細い路地を通ることもしばしば。主要駅をはじめ、公共施設を巡るようにバス停は配置されています。
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今回は「春の小川ルート」に乗車!笹塚駅を折り返し地点にバスは動き出しました。
最初に相席となった乗客は、10代の女の子2人。2駅先の「原宿駅入口」停留所まで、ちょんと乗ってちょんと降りてゆきました。セレクトショップなど多く集まる渋谷区役所周辺からは、一旦駅に戻り原宿へ出向くより、ずっと歩く距離は短く効率的に動けます。買い物の移動にもとても便利ですね。
その「原宿駅入口」停留所では、乗客が2組、1組は子ども連れのお母さんです。子どもは降車合図のブザーを鳴らしたいようで、「まだ?まだ?」っと降りる停留所まであといくつあるのか訊いています。「本町東小学校」で降りてゆきました。この辺りは住宅街となっており、一方通行の道であったり、細くくねくねした道が続きます。上がり下りの坂も多く、ここを歩くのは至難であると痛感・・・。
そうそう、代々木公園を過ぎたところで、ランドセルを背負った女の子が一人で乗車し、4駅ほど進んだ所で降りてゆきました。小学生でも、ハチ公バスなら1人でも乗るの怖くないですね。
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| 「渋谷区役所」停留所からまずは「笹塚」方面へ出発〜 |
| くねくね細く入り組んだ路地も、小回りの効く小型ボディでらくらく進行。 |
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笹塚駅で一旦バスは行き先の看板を渋谷区役所へ変更します。乗客もガラリと入れ替わりました。
笹塚駅バス停で乗車したおばちゃまと思わず目が合い、思い切って声を掛けてみました。バスを普段どう使っているか、細かくお話いただきました。 |
| その後も話しは続き、ハチ公バスの中はどことなく田舎に近い、ざっくばらんな空気が流れてていきました。数分経過したとき、若いご夫婦がベビーカーと共に乗車してきました。早速声をかけてみることに。 |
| なるほど。東京は交通網が発達していて、何処に出かけるにもほとんど電車でカバーできちゃうと、便利さを感じていましたが、そこにある盲点もまだまだあるようですね。もし田舎のワンマン電車であったら、階段もなく広い車内でベビーカーを悠々と乗せる事ができるでしょう。しかし東京は路線が多い分階段も多く、利用者も多い。ちょっと視線を変えてみると、都会の不便さも多く目に付きます。 |